春になったら視聴率推移:第10話は5.5% あらすじとネタバレ感想も

テレビ

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2024年1月期から放送がスタートしているドラマ『春になったら』

すい臓がんに体を侵され、余命3か月を宣告された父親と、売れないお笑い芸人の彼氏と3か月後に結婚することを決めてきた娘

「死ぬまでにやりたいことリスト」と「結婚するまでにやりたいことリスト」を実現するべく、父と娘がぶつかり合いながらも、最期の大切な時を過ごす姿を描いた作品です。


「予告だけで泣ける…」と放送開始前から注目されていましたが、実際に放送がスタートし、その視聴率はどのように推移しているのでしょうか。

以下では、

・ドラマ『春になったら』視聴率推移
・第10話は5.5%まで持ち直す
・最新話までのあらすじとネタバレ感想

についてご紹介していきます。


ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


春になったら視聴率推移:第10話は5.5%

ドラマ『春になったら』は、木梨憲武さん奈緒さんをW主演に迎え、2024年1月から放送がスタートした家族のハートフルストーリー。

3か月後に死ぬ父親と、3か月後に結婚する娘

お互いに状況を理解しがたくぶつかり合いながらも、最期の家族の思い出を紡いでいく、切なくも温かい家族の物語です。

ドラマ『春になったら』🌸

放送日:2024年1月より毎週月曜日
放送時間:22時00分~22時54分
放送局:フジテレビ系列
キャスト:奈緒、木梨憲武、見上愛、深澤辰哉、西垣匠、橋本マナミ他

早くに妻を亡くし、実演販売師の仕事をしながら男手ひとつで娘を育ててきた父親・雅彦を演じるのは木梨憲武さん

助産師として働きながら、10歳年上の売れないお笑い芸人・一馬(濱田岳)と交際中の娘・瞳役を奈緒さんが演じます。


画像引用:『春になったら』公式X


放送開始前から、「物語のあらすじと予告編だけで泣ける」と注目を集めていた本作品ですが、現時点の視聴率推移は以下の通りです。

放送回放送日世帯視聴率個人視聴率
第1話1月15日7.2%4.2%
第2話1月22日5.8%(1.4%↓3.3%(0.9%↓
第3話1月29日5.8%(ー)3.3%(ー)
第4話2月5日5.5%(0.3%↓3.1%(0.2%↓
第5話2月12日5.4%(0.1%↓3.2%(0.1%↑
第6話2月19日5.2%(0.2%↓2.9%(0.3%↓
第7話2月26日5.6%(0.4%↑3.3%(0.4%↑
第8話3月4日5.5%(0.1%↓3.0%(0.3%↓
第9話3月11日5.1%(0.4%↓2.7%(0.3%↓
第10話3月18日5.5%(0.4%↑3.0%(0.3%↑


最新話(第9話)の視聴率は、

・世帯視聴率5.1%
・個人視聴率2.7%

ということで、前回からさらに微減した状況です。


少しずつ目に見えて体調が悪化していくなかで、❝死ぬまでにやりたいことリスト❞に残された項目もあと少し…


癌が骨にまで転移した雅彦は、手のしびれや痛みを訴えるようになり、どんどん食も細く…
これまで生きがいにしてきた仕事も、退職することになります。

画像引用:モデルプレス on X


お互いに残された時間はあとわずか。

「まだ死にたくないなあ。」
「瞳の花嫁姿を見たいなあ。」

最後の親子旅行でキャンプに訪れた際、いつになく小さな声でつぶやく雅彦の小さな背中に、涙が止まりませんでした…


以下では、

・最新話までのあらすじ
・視聴者の感想

についてまとめています。


最新話の視聴前に、これまでの話の流れをぜひチェックしてみてくださいね。


あらすじとネタバレ感想も

▶▷最新話のあらすじと感想はコチラ

第1話 あらすじと感想

第1話 あらすじ📖

椎名瞳(奈緒)は6歳の時に母親を亡くし、実演販売師として働く父親・雅彦(木梨憲武)に育てられてきた。
2024年の元旦、お互いに発表したいことがあるという二人は「せーの!」で同時に言うことに。

瞳「3か月後に結婚します!」
雅彦「3か月後に死にます!」

奈緒の結婚相手が、10歳上の売れないお笑い芸人だと知り、猛反対する雅彦。
瞳もまた、父親の告白をつまらない嘘だと決めつけ受け入れられずにいたが…

第1話 感想

2024年の元旦。
一見どこにでもある平和な、父と娘の朝の風景。

父親はすい臓がんを患い余命3か月、かたや娘は売れないお笑い芸人と3か月後に結婚を決めてきたといいます。
最初はお互いに冗談を言っていると思い、信じようとしない二人。

少しでも長く続いて欲しい3か月間と、これから始まる新たな生活に心を躍らせ、早く来てほしい3か月間。
同じ時間でも、人によってこんなにも重みが違うのか、と当たり前ですが実感しますね。

この手の作品は最初から悲壮感が漂いがちですが、木梨憲武さん持ち前の明るい演技でくすっと笑えるシーンもたくさんあります。
一部では、「木梨さんの演技が(病人と思えないくらい)明るすぎる」といった感想も見かけましたが、それこそがこの作品の陰と陽をより際立たせてくれていると感じました。

娘・瞳の仕事が助産師というのも、考えさせられますね。
これから生まれる命と消えていく命の対比としてすごく印象に残りました。


第2話 あらすじと感想

第2話 あらすじ📖

瞳の婚約者のお笑いライブに潜入した雅彦は、婚約者である一馬に離婚歴があり子供がいることを知り大激怒。その場で瞳と激しい口論を繰り広げる。

父親に反対され、一度はキャンセルした結婚式をやっぱり決行する!と息巻くものの、祝福されて結婚したいという気持ちも捨てきれずにいた。

徐々に体調に異変をきたしはじめた雅彦は、「死ぬまでにやりたいことリスト」を書き始める。
父親に少しでも長く生きてほしいと願う瞳は、ある作戦を決行する。


第2話 感想

瞳の婚約者で芸人の❝カズマル❞こと一馬がネタを披露中、「全然面白くねえよ!なんだよ❝ドンマイドンマイ❞って!」と大きな声でステージに向かって叫ぶ雅彦。

瞳は雅彦に気づいて、大慌て。
最初は父親を落ち着かせようとしますが、一馬の息子にまで酷い言葉を浴びせた雅彦に完全にプッツン。

観客の前で「私たち結婚します!」と宣言するのでした。

雅彦演じる木梨さんの普段の雰囲気が出ているコメディ調の部分と、深刻な話をする部分とでメリハリがあるのが良い!

断固として治療を受けないと主張する雅彦と、何とかして治療を受けさせたい瞳の攻防。
雅彦には、「少しでも長い時間、娘の前で強くて明るいお父さんでい続けたい」という想いがあることを知った時、涙せずにはいられませんでした…


第3話 あらすじと感想

第3話 あらすじ📖

瞳と雅彦は伊豆旅行に訪れたが、雅彦は体に痛みを訴え海岸で倒れてしまう。
顕著になっていく雅彦の体の異変にとまどう瞳。

一方、瞳の婚約者・一馬は、お笑い賞レース「D-1グランプリ」に出場することを宣言。
大会で良い成績を残し、雅彦に安心してもらおうと考える。

雅彦の「死ぬまでにやりたいことリスト」にもとづいて、遊園地を訪れた瞳と雅彦。
実は幼い時に遊園地に行く約束を仕事でドタキャンしてしまい、その埋め合わせをしたいと長年考えていたのだった。

しかし、その場にはなぜか一馬とその息子も一緒にいて―…

第3話 感想

瞳と2人で伊豆旅行に訪れた雅彦。

実はこの海岸、亡くなった瞳の母と、雅彦が出会った思い出の場所なんですよね。
情景描写も映画ばりに綺麗。

母親との馴れ初めを聞いて、思い出に浸る瞳。
一馬との出会い(落ち込んでいるときに、カズマルくんのネタを見て生きる希望をもらった)について明かすと、雅彦は優しく耳を傾けるのでした。

この時に、雅彦から一馬への印象が大きく変わったような気もします。

今回リストの項目にあった「瞳と遊園地に行く」を叶えた雅彦。
幼いころの瞳の願いを叶えてあげられなかったことが、余程心残りだったんでしょうね。

優しいお父さんですね^^


第4話 あらすじと感想

第4話 あらすじ📖

雅彦の「やりたいことリスト」を叶えていくうちに、今は新しい家族を築くことよりも、目の前にいる雅彦と向き合いたいと思うようになる瞳。

一馬を思い出の喫茶店に呼び出し、「結婚はいったん待ってほしい」と告げる。
瞳の気持ちを尊重し受け入れる一馬だが、内心は結婚をあきらめきれない。

一方、雅彦と瞳は「やりたいことリスト」の3つ目、「当時の同級生で親友・神に謝る」ことを実現するべく実行に移す。
中学2年生の時に、好きだった女子をめぐって神を裏切ってしまったことから、疎遠になっていた二人だが―…

第4話 感想

雅彦の書いたやりたいことリストを叶えるたびに、死へのカウントダウンが進んでいる気がして恐ろしくなる瞳。

一馬と幸せになりたい、でも今はそれどころじゃない。
自分の心と葛藤する奈緒を見ていて、胸が苦しくなりました。


一方48年ぶりの親友(神)との再会には、別の誤解が生まれていました。

好きな女子をめぐって自分が裏切ったために疎遠になったと思っていた雅彦。
しかし、実際は違いました。

自身の喫煙がバレそうになったところ、濡れ衣を着せられた雅彦をそのまま見て見ぬふりしてしまった神。

雅彦は高校の推薦を取り消されてしまいますが、最後まで「ばれちゃったよ」と明るく笑っていたのだといいます。

無事に仲直りが出来て本当に良かった!
そしてこのエピソードからも、中学生時代から変わらない、雅彦の寛容な人柄が伝わってきますね。


第5話 あらすじと感想

第5話 あらすじ📖

雅彦は、瞳の大学時代の友人で、葬儀会社に勤める岸(深澤辰哉)に自らの葬式を仕切ってほしいと依頼する。
自分の決めたプランで、最期は明るく見送ってほしいのだという。

一方、一馬は雅彦に結婚を認めてもらうために、塾講師として働きだした。
評判も上々で正社員登用が決まるが、そもそも結婚を保留にしたいと考えていた瞳はモヤモヤ…

また、一馬の息子・龍之介も、父親が芸人の道を諦めようとしていることを知り、心に暗い影を落とすことに…
ある日突然、一馬の前から姿を消し家出してしまうのだった。

第5話 感想

一馬は、瞳との結婚を認めてもらうために、芸人を諦めようと決意します。
塾講師として働き、生徒や保護者からの評判は上々。

なんていっても、元々は東大生(中退したけど)ですから、すごく頭が良いんですよね。

瞳には懐いている様子の龍之介(一馬の息子)ですが、父が長年追ってきた夢を諦める姿に絶望してしまったのかもしれません。

これで責任を感じて結婚をやめようなんて思ったら大変…

今後どうなってしまうのでしょうか。

ちなみにネット上の感想を見ると、第5話は「話がなあなあになっている」「ちょっと中だるみ感」なんていう厳しい声も。

今回の出来事が、今後の展開に生きてくることを期待します。



第6話 あらすじと感想

第6話 あらすじ📖

自分達親子のせいで、一馬が芸人の道を諦め、息子の龍之介が家出をしてしまったことに責任を感じる瞳。
一馬に「結婚はやめよう」と話し、一馬も瞳の気持ちを尊重し了承するほかなかった。

日増しに症状が悪化する一方の雅彦は、これ以上隠し通せないと思い、職場の同僚に末期のすい臓がんであることを告白。治療はしないという意思を伝え、周囲は言葉を失う。

一馬との婚約を解消した瞳は仕事にまい進するが、どこか気持ちが晴れない。
雅彦も浮かない娘の様子を見て、婚約解消を手放しに喜べずにいた。

そんなある日、瞳は職場の助産院で意識を失ってしまう。
倒れた理由は、ストレスに起因する免疫力低下。そのまま入院することになる。

第6話 感想

ほらやっぱり…!
瞳は結婚をやめようと一馬に打診します。
せっかく覚悟を決めて塾講師として働きだしたのに、お互いにとって切ない決断ですね…

話が進むにつれて、雅彦の病状が目に見えて悪化していく様子は見ていてつらいです。

雅彦の残された時間に全力で向き合うと決めて、婚約破棄した瞳と一馬。
でも瞳が心労で倒れてしまったことで、改めて一馬の存在の大きさが浮き彫りになりました。

雅彦も、「やっぱり一馬がいないと」と早く認めてくれるといいのですが―…


第7話 あらすじと感想

第7話 あらすじ📖

瞳が退院し、サプライズの退院祝いを開いた雅彦達。
婚約は解消したものの、よき理解者である一馬の隣で幸せそうに笑う瞳をみて、結婚を反対することはやめようと心に決める。

雅彦の癌は骨にまで転移し、食は細く、手のしびれも生じるようになる。
できないことが増えていく毎日に焦りと不安を抱える雅彦。
それでも、瞳のリストにある「もう一度父と旅行に行く」を叶えるために、キャンプに行こうと瞳を誘うのだった。

一方一馬は、単独ライブを開催し、雅彦や瞳らを招待する。
そこで、塾講師をしながらお笑い芸人の道もあきらめないこと、瞳や龍之介に不自由な生活をさせないことを約束し、プロポーズをした。

第7話 感想

雅彦が良かれと思って開いた退院パーティーには一馬と龍之介の姿があり、ちょっと困惑する瞳。
雅彦も瞳の結婚に前向きになってくれたのは本当に良かったですね!

前向きというよりは諦めた感も否めませんが…

そして今回印象的だったのが、雅彦が瞳とともに出かけたキャンプでの場面。


今まで気丈にふるまってきた雅彦が、初めて

「まだ死にたくないな」
「瞳の花嫁姿を見たいな」

と小さな声で本音を漏らしました。

誰だって死ぬのは怖い。
治療をしないという選択をした雅彦もものすごく怖かったはず。

この時初めて❝瞳の父親❞ではなく、❝椎名雅彦❞という一人の人間としての本心を聞いたような気がします。


第8話 あらすじと感想

第8話 あらすじ📖

父親に結婚を認めてもらった瞳と一馬は、「雅彦の為に結婚式を挙げたい」とウェディングプランナーに相談していた。
瞳も一馬とともに龍之介の授業参観に出席するなど、すでに家族の一員になりつつあった。

一方、キッチンで吐血するなど雅彦の症状はさらに悪化。
不安に駆られる瞳は式の招待状を手渡し、「花嫁姿だけは見てほしい」と雅彦に約束させる。

一馬は、瞳の父・雅彦と初めてのサシ飲みへ。
雅彦は一馬へ「俺がいなくなったら、あの家で龍之介と瞳と一緒に住んでほしい」と告げる。

「カズマル、俺死んじゃったら瞳のことよろしくな。幸せにしてやってくれ」と言われ、「約束します、必ず瞳さんのことを幸せにします」と涙をこらえる一馬だった。


日常生活にも支障を来たすようになり、雅彦は実演販売士を引退することを決意。
最後の街頭販売の日、一馬をはじめ皆がその雄姿を目に焼き付けようと訪れるなか、なぜか瞳の姿だけその場にない。

瞳は担当する妊婦の対応で遅刻したものの、無事に到着。
雅彦の最後の勇姿をおさめようと何度もカメラのシャッターを切っていた。

家に帰ってちょっとしたお祝いを楽しむ瞳と雅彦。
雅彦は、❝死ぬまでにやりたいことリスト❞に「瞳の結婚式に出席する!!」と書き足すのだった。

第8話 感想

これまで生きがいにしてきた仕事を遂に引退する日がやってきました。

妻が亡くなった日も、仕事をしていれば悲しみから気がまぎれた。
瞳にも「仕事は絶対やめるなよ」と声を掛けます。

ただ、実演販売士の仕事を生きがいにしてきたからこそ、これから先の張り合いがなくなって一気に病状が悪化…なんてことにならないといいな、と心配してしまいます。

雅彦は一馬と一緒に初めてサシ飲みに行きます。
これまで一馬のことをどこか警戒している風な雅彦でしたが、

「瞳を幸せにしてやってくれ。頼む。」

と深々と頭を下げる様子を見て、親目線でジーンとしてしまいました。

一馬になら娘の未来を託しても良いと認めた瞬間でもあり、旅立つ覚悟ができた瞬間でもある。

やりたいことリストに書かれている項目も残りわずか。

「英語を習得する」という項目の目的がまだ明らかになっておらず、内容が気になります…!



第9話 あらすじと感想

第9話 あらすじ📖

雅彦は、自分の葬式の打ち合わせをするため、葬儀場を訪れていた。
瞳の大学時代の友人・岸(深澤辰哉)が葬式を仕切ることになっている。

遺影は、みんなが笑ってしまうような楽しい写真、パーッと明るい式にしてほしいという。
岸は、娘の瞳に写真を撮ってもらうのはどうか、と提案し後日撮影会が行われることになった。

岸と美奈子(見上愛)、瞳と雅彦の4人での和気あいあいとした撮影会。
とても遺影には使えなさそうなポーズをする雅彦だが、瞳は一瞬も逃すまいと次々とシャッターを切っていくのだった。

年明けに書き始めた、雅彦の❝死ぬまでにやりたいことリスト❞。
残った項目のひとつは、「12歳の時に埋めたタイムカプセルを掘り出す」

しかし、雅彦に外に出て、タイムカプセルを掘るだけの体力は残されていない。
そこで瞳と一馬が代わりに現地へ行くが、そこには工事用のフェンスが並べられていて―…

第9話 感想

雅彦は、瞳の大学時代の友人・岸が働く葬儀場を訪れていました。

「明るい雰囲気の式がいい」
「遺影はみんなが笑っちゃうようなものがいい」
「式のBGMは自分で決める」

「司会は頼むよ!」

とあくまでも❝明るく見送ってほしい❞と岸に頼みます。
困惑しながらも、岸や瞳はその要望を受け入れます。

写真は娘の瞳にとってもらうことにしました。
とても遺影に使うとは思えない愉快な写真もたくさん。
みんなでわいわいと写真を撮る場面は、久しぶりにほっこりとした気持ちになりました。

50年前に埋めたタイムカプセルも、(一馬が捕まっちゃったけど笑)無事に雅彦のもとに届けることができました。

ただ、肺にも転移が見つかり、自宅で倒れてしまう雅彦。
「家に帰りたいよ」という雅彦の気持ちを尊重し、医師に許可を得たうえで帰宅しますが、その胸には心残りがあったようで…

ここ1.2話で急激に体調が悪化している様子が明らかで、見ていて苦しくなりました。
瞳の結婚式だけはなんとか間に合ってほしいですが、どうなるのでしょうか。


第10話 あらすじと感想

第10話 あらすじ📖

瞳(奈緒)が初めてお産を任された妊婦・亜弥がついに出産のときを迎えて助産院にやってくる。
しかし、翌日になってもお産が進まない。
まもなく亜弥の両親も駆けつけ、手を取って励ましの声をかける母親。
一方で、亜弥の結婚にまだ納得いっていない父親は、心配しながらも別室で待つことになった。

その頃、入院中の病院のベッドで、葬式に呼びたい人リストを作る父・雅彦。
訪ねてきた瞳に「家に帰ろうよ」と声をかける。
瞳もまた、父と最期を自宅で過ごしたいと考えていた。

医師の了解を得て自宅にもどった雅彦と瞳だが、実はその心の中には後悔があって…

第10話 感想

瞳に「葬式に呼ぶ人リスト」を手渡した雅彦。
実は、雅彦の後悔とは、「葬式に呼ぶ人=大切な人たちに、生きているうちにありがとうって伝えたかったな…」という、人情深い雅彦らしい理由でした。
父の想いをしった瞳は、結婚式の内容を変更(詳細は最終回。たぶん、雅彦の生前葬式みたいな感じかな?)。

結婚式の前夜、雅彦は瞳に「花嫁の手紙だけは読まないでほしい」と言います。
そこで、その場で用意していた手紙を読むことに。

しかし途中で泣いてしまって読み進めることができません。
すると、雅彦が「瞳」という名前の由来を話し始めました。


「赤ちゃんってさ。
生まれたときずっと目をつぶってるじゃない?
起きてても、泣いてても、笑ってても、ずっと目を閉じてるでしょ?

だけどさ、生まれてきた瞳を見ていたら、急に瞳ね、パって目を開けてくれてさ。
その時びっくりして..
その瞳が綺麗でびっくりしてさ。

まっすぐにじーっとこちらを見て、安心したみたいに目を閉じたんだ。

あの目に、感動しちゃってさ。
だから、人のことをちゃんと瞬きしないで見定めて、
困っている人に寄り添って、手を差し伸べてほしい―…

まっすぐなまま、瞳のまま、その瞳のまま大きくなって欲しい
そんな思いを込めてさ、瞳って名前がついたんだ」

名前の由来はずっと「適当って言っていたじゃん」と涙する瞳。

「それがお父さんとお母さんからの一番最初のプレゼントだね」
「私、お父さんとお母さんの子供に生まれてよかった。ありがとう、お父さん。」

このシーンがまた泣ける…泣
ベタなセリフなんですが、奈緒さんと木梨憲武さんの間の空気が本当の親子のように自然で、あたたかくて、全然違和感がないんですよね。。


次回は結婚式。
ただ、普通の結婚式ではなさそう。

瞳と一馬が考えた、❝父のための結婚式❞とはどんな式なのでしょうか。

次は11話、いよいよ最終回ですね。
放送を楽しみに待ちましょう♪


第11話 あらすじと感想

次回はいよいよ最終回―…


第11話は、2024年3月25日(月)午後10時より放送予定です。

感想は、放送終了後に更新します!
お楽しみに♪

予告編はこちら

まとめ

今回は、

・ドラマ『春になったら』視聴率推移
・第10話は5.5%まで持ち直す
・最新話までのあらすじと感想

についてご紹介しました。

第7話以降、目に見えて体調の悪化が顕著になってきた雅彦。

少しでも長く、愛する家族との時間を過ごせるよう願うばかりです。

新たな情報が分かり次第、随時更新していきますのでお楽しみに♪

\『春になったら』出演の注目子役は他にも!/

2024年1月期から放送がスタートしているドラマ『春になったら』

すい臓がんに体を侵され、余命3か月を宣告された父親と、売れないお笑い芸人の彼氏と3か月後に結婚することを決めてきた娘

「死ぬまでにやりたいことリスト」と「結婚するまでにやりたいことリスト」を実現するべく、父と娘がぶつかり合いながらも、最期の大切な時を過ごす姿を描いた作品です。


「予告だけで泣ける…」と放送開始前から注目されていましたが、実際に放送がスタートし、その視聴率はどのように推移しているのでしょうか。

以下では、

・ドラマ『春になったら』視聴率推移
・第10話は5.5%まで持ち直す
・最新話までのあらすじとネタバレ感想

についてご紹介していきます。


ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

春になったら視聴率推移:第10話は5.5%

ドラマ『春になったら』は、木梨憲武さん奈緒さんをW主演に迎え、2024年1月から放送がスタートした家族のハートフルストーリー。

3か月後に死ぬ父親と、3か月後に結婚する娘

お互いに状況を理解しがたくぶつかり合いながらも、最期の家族の思い出を紡いでいく、切なくも温かい家族の物語です。

ドラマ『春になったら』🌸

放送日:2024年1月より毎週月曜日
放送時間:22時00分~22時54分
放送局:フジテレビ系列
キャスト:奈緒、木梨憲武、見上愛、深澤辰哉、西垣匠、橋本マナミ他

早くに妻を亡くし、実演販売師の仕事をしながら男手ひとつで娘を育ててきた父親・雅彦を演じるのは木梨憲武さん

助産師として働きながら、10歳年上の売れないお笑い芸人・一馬(濱田岳)と交際中の娘・瞳役を奈緒さんが演じます。


画像引用:『春になったら』公式X


放送開始前から、「物語のあらすじと予告編だけで泣ける」と注目を集めていた本作品ですが、現時点の視聴率推移は以下の通りです。

放送回放送日世帯視聴率個人視聴率
第1話1月15日7.2%4.2%
第2話1月22日5.8%(1.4%↓3.3%(0.9%↓
第3話1月29日5.8%(ー)3.3%(ー)
第4話2月5日5.5%(0.3%↓3.1%(0.2%↓
第5話2月12日5.4%(0.1%↓3.2%(0.1%↑
第6話2月19日5.2%(0.2%↓2.9%(0.3%↓
第7話2月26日5.6%(0.4%↑3.3%(0.4%↑
第8話3月4日5.5%(0.1%↓3.0%(0.3%↓
第9話3月11日5.1%(0.4%↓2.7%(0.3%↓
第10話3月18日5.5%(0.4%↑3.0%(0.3%↑


最新話(第9話)の視聴率は、

・世帯視聴率5.1%
・個人視聴率2.7%

ということで、前回からさらに微減した状況です。


少しずつ目に見えて体調が悪化していくなかで、❝死ぬまでにやりたいことリスト❞に残された項目もあと少し…


癌が骨にまで転移した雅彦は、手のしびれや痛みを訴えるようになり、どんどん食も細く…
これまで生きがいにしてきた仕事も、退職することになります。

画像引用:モデルプレス on X


お互いに残された時間はあとわずか。

「まだ死にたくないなあ。」
「瞳の花嫁姿を見たいなあ。」

最後の親子旅行でキャンプに訪れた際、いつになく小さな声でつぶやく雅彦の小さな背中に、涙が止まりませんでした…


以下では、

・最新話までのあらすじ
・視聴者の感想

についてまとめています。


最新話の視聴前に、これまでの話の流れをぜひチェックしてみてくださいね。


あらすじとネタバレ感想も

▶▷最新話のあらすじと感想はコチラ

第1話 あらすじと感想

第1話 あらすじ📖

椎名瞳(奈緒)は6歳の時に母親を亡くし、実演販売師として働く父親・雅彦(木梨憲武)に育てられてきた。
2024年の元旦、お互いに発表したいことがあるという二人は「せーの!」で同時に言うことに。

瞳「3か月後に結婚します!」
雅彦「3か月後に死にます!」

奈緒の結婚相手が、10歳上の売れないお笑い芸人だと知り、猛反対する雅彦。
瞳もまた、父親の告白をつまらない嘘だと決めつけ受け入れられずにいたが…

第1話 感想

2024年の元旦。
一見どこにでもある平和な、父と娘の朝の風景。

父親はすい臓がんを患い余命3か月、かたや娘は売れないお笑い芸人と3か月後に結婚を決めてきたといいます。
最初はお互いに冗談を言っていると思い、信じようとしない二人。

少しでも長く続いて欲しい3か月間と、これから始まる新たな生活に心を躍らせ、早く来てほしい3か月間。
同じ時間でも、人によってこんなにも重みが違うのか、と当たり前ですが実感しますね。

この手の作品は最初から悲壮感が漂いがちですが、木梨憲武さん持ち前の明るい演技でくすっと笑えるシーンもたくさんあります。
一部では、「木梨さんの演技が(病人と思えないくらい)明るすぎる」といった感想も見かけましたが、それこそがこの作品の陰と陽をより際立たせてくれていると感じました。

娘・瞳の仕事が助産師というのも、考えさせられますね。
これから生まれる命と消えていく命の対比としてすごく印象に残りました。


第2話 あらすじと感想

第2話 あらすじ📖

瞳の婚約者のお笑いライブに潜入した雅彦は、婚約者である一馬に離婚歴があり子供がいることを知り大激怒。その場で瞳と激しい口論を繰り広げる。

父親に反対され、一度はキャンセルした結婚式をやっぱり決行する!と息巻くものの、祝福されて結婚したいという気持ちも捨てきれずにいた。

徐々に体調に異変をきたしはじめた雅彦は、「死ぬまでにやりたいことリスト」を書き始める。
父親に少しでも長く生きてほしいと願う瞳は、ある作戦を決行する。


第2話 感想

瞳の婚約者で芸人の❝カズマル❞こと一馬がネタを披露中、「全然面白くねえよ!なんだよ❝ドンマイドンマイ❞って!」と大きな声でステージに向かって叫ぶ雅彦。

瞳は雅彦に気づいて、大慌て。
最初は父親を落ち着かせようとしますが、一馬の息子にまで酷い言葉を浴びせた雅彦に完全にプッツン。

観客の前で「私たち結婚します!」と宣言するのでした。

雅彦演じる木梨さんの普段の雰囲気が出ているコメディ調の部分と、深刻な話をする部分とでメリハリがあるのが良い!

断固として治療を受けないと主張する雅彦と、何とかして治療を受けさせたい瞳の攻防。
雅彦には、「少しでも長い時間、娘の前で強くて明るいお父さんでい続けたい」という想いがあることを知った時、涙せずにはいられませんでした…


第3話 あらすじと感想

第3話 あらすじ📖

瞳と雅彦は伊豆旅行に訪れたが、雅彦は体に痛みを訴え海岸で倒れてしまう。
顕著になっていく雅彦の体の異変にとまどう瞳。

一方、瞳の婚約者・一馬は、お笑い賞レース「D-1グランプリ」に出場することを宣言。
大会で良い成績を残し、雅彦に安心してもらおうと考える。

雅彦の「死ぬまでにやりたいことリスト」にもとづいて、遊園地を訪れた瞳と雅彦。
実は幼い時に遊園地に行く約束を仕事でドタキャンしてしまい、その埋め合わせをしたいと長年考えていたのだった。

しかし、その場にはなぜか一馬とその息子も一緒にいて―…

第3話 感想

瞳と2人で伊豆旅行に訪れた雅彦。

実はこの海岸、亡くなった瞳の母と、雅彦が出会った思い出の場所なんですよね。
情景描写も映画ばりに綺麗。

母親との馴れ初めを聞いて、思い出に浸る瞳。
一馬との出会い(落ち込んでいるときに、カズマルくんのネタを見て生きる希望をもらった)について明かすと、雅彦は優しく耳を傾けるのでした。

この時に、雅彦から一馬への印象が大きく変わったような気もします。

今回リストの項目にあった「瞳と遊園地に行く」を叶えた雅彦。
幼いころの瞳の願いを叶えてあげられなかったことが、余程心残りだったんでしょうね。

優しいお父さんですね^^


第4話 あらすじと感想

第4話 あらすじ📖

雅彦の「やりたいことリスト」を叶えていくうちに、今は新しい家族を築くことよりも、目の前にいる雅彦と向き合いたいと思うようになる瞳。

一馬を思い出の喫茶店に呼び出し、「結婚はいったん待ってほしい」と告げる。
瞳の気持ちを尊重し受け入れる一馬だが、内心は結婚をあきらめきれない。

一方、雅彦と瞳は「やりたいことリスト」の3つ目、「当時の同級生で親友・神に謝る」ことを実現するべく実行に移す。
中学2年生の時に、好きだった女子をめぐって神を裏切ってしまったことから、疎遠になっていた二人だが―…

第4話 感想

雅彦の書いたやりたいことリストを叶えるたびに、死へのカウントダウンが進んでいる気がして恐ろしくなる瞳。

一馬と幸せになりたい、でも今はそれどころじゃない。
自分の心と葛藤する奈緒を見ていて、胸が苦しくなりました。


一方48年ぶりの親友(神)との再会には、別の誤解が生まれていました。

好きな女子をめぐって自分が裏切ったために疎遠になったと思っていた雅彦。
しかし、実際は違いました。

自身の喫煙がバレそうになったところ、濡れ衣を着せられた雅彦をそのまま見て見ぬふりしてしまった神。

雅彦は高校の推薦を取り消されてしまいますが、最後まで「ばれちゃったよ」と明るく笑っていたのだといいます。

無事に仲直りが出来て本当に良かった!
そしてこのエピソードからも、中学生時代から変わらない、雅彦の寛容な人柄が伝わってきますね。


第5話 あらすじと感想

第5話 あらすじ📖

雅彦は、瞳の大学時代の友人で、葬儀会社に勤める岸(深澤辰哉)に自らの葬式を仕切ってほしいと依頼する。
自分の決めたプランで、最期は明るく見送ってほしいのだという。

一方、一馬は雅彦に結婚を認めてもらうために、塾講師として働きだした。
評判も上々で正社員登用が決まるが、そもそも結婚を保留にしたいと考えていた瞳はモヤモヤ…

また、一馬の息子・龍之介も、父親が芸人の道を諦めようとしていることを知り、心に暗い影を落とすことに…
ある日突然、一馬の前から姿を消し家出してしまうのだった。

第5話 感想

一馬は、瞳との結婚を認めてもらうために、芸人を諦めようと決意します。
塾講師として働き、生徒や保護者からの評判は上々。

なんていっても、元々は東大生(中退したけど)ですから、すごく頭が良いんですよね。

瞳には懐いている様子の龍之介(一馬の息子)ですが、父が長年追ってきた夢を諦める姿に絶望してしまったのかもしれません。

これで責任を感じて結婚をやめようなんて思ったら大変…

今後どうなってしまうのでしょうか。

ちなみにネット上の感想を見ると、第5話は「話がなあなあになっている」「ちょっと中だるみ感」なんていう厳しい声も。

今回の出来事が、今後の展開に生きてくることを期待します。



第6話 あらすじと感想

第6話 あらすじ📖

自分達親子のせいで、一馬が芸人の道を諦め、息子の龍之介が家出をしてしまったことに責任を感じる瞳。
一馬に「結婚はやめよう」と話し、一馬も瞳の気持ちを尊重し了承するほかなかった。

日増しに症状が悪化する一方の雅彦は、これ以上隠し通せないと思い、職場の同僚に末期のすい臓がんであることを告白。治療はしないという意思を伝え、周囲は言葉を失う。

一馬との婚約を解消した瞳は仕事にまい進するが、どこか気持ちが晴れない。
雅彦も浮かない娘の様子を見て、婚約解消を手放しに喜べずにいた。

そんなある日、瞳は職場の助産院で意識を失ってしまう。
倒れた理由は、ストレスに起因する免疫力低下。そのまま入院することになる。

第6話 感想

ほらやっぱり…!
瞳は結婚をやめようと一馬に打診します。
せっかく覚悟を決めて塾講師として働きだしたのに、お互いにとって切ない決断ですね…

話が進むにつれて、雅彦の病状が目に見えて悪化していく様子は見ていてつらいです。

雅彦の残された時間に全力で向き合うと決めて、婚約破棄した瞳と一馬。
でも瞳が心労で倒れてしまったことで、改めて一馬の存在の大きさが浮き彫りになりました。

雅彦も、「やっぱり一馬がいないと」と早く認めてくれるといいのですが―…


第7話 あらすじと感想

第7話 あらすじ📖

瞳が退院し、サプライズの退院祝いを開いた雅彦達。
婚約は解消したものの、よき理解者である一馬の隣で幸せそうに笑う瞳をみて、結婚を反対することはやめようと心に決める。

雅彦の癌は骨にまで転移し、食は細く、手のしびれも生じるようになる。
できないことが増えていく毎日に焦りと不安を抱える雅彦。
それでも、瞳のリストにある「もう一度父と旅行に行く」を叶えるために、キャンプに行こうと瞳を誘うのだった。

一方一馬は、単独ライブを開催し、雅彦や瞳らを招待する。
そこで、塾講師をしながらお笑い芸人の道もあきらめないこと、瞳や龍之介に不自由な生活をさせないことを約束し、プロポーズをした。

第7話 感想

雅彦が良かれと思って開いた退院パーティーには一馬と龍之介の姿があり、ちょっと困惑する瞳。
雅彦も瞳の結婚に前向きになってくれたのは本当に良かったですね!

前向きというよりは諦めた感も否めませんが…

そして今回印象的だったのが、雅彦が瞳とともに出かけたキャンプでの場面。


今まで気丈にふるまってきた雅彦が、初めて

「まだ死にたくないな」
「瞳の花嫁姿を見たいな」

と小さな声で本音を漏らしました。

誰だって死ぬのは怖い。
治療をしないという選択をした雅彦もものすごく怖かったはず。

この時初めて❝瞳の父親❞ではなく、❝椎名雅彦❞という一人の人間としての本心を聞いたような気がします。


第8話 あらすじと感想

第8話 あらすじ📖

父親に結婚を認めてもらった瞳と一馬は、「雅彦の為に結婚式を挙げたい」とウェディングプランナーに相談していた。
瞳も一馬とともに龍之介の授業参観に出席するなど、すでに家族の一員になりつつあった。

一方、キッチンで吐血するなど雅彦の症状はさらに悪化。
不安に駆られる瞳は式の招待状を手渡し、「花嫁姿だけは見てほしい」と雅彦に約束させる。

一馬は、瞳の父・雅彦と初めてのサシ飲みへ。
雅彦は一馬へ「俺がいなくなったら、あの家で龍之介と瞳と一緒に住んでほしい」と告げる。

「カズマル、俺死んじゃったら瞳のことよろしくな。幸せにしてやってくれ」と言われ、「約束します、必ず瞳さんのことを幸せにします」と涙をこらえる一馬だった。


日常生活にも支障を来たすようになり、雅彦は実演販売士を引退することを決意。
最後の街頭販売の日、一馬をはじめ皆がその雄姿を目に焼き付けようと訪れるなか、なぜか瞳の姿だけその場にない。

瞳は担当する妊婦の対応で遅刻したものの、無事に到着。
雅彦の最後の勇姿をおさめようと何度もカメラのシャッターを切っていた。

家に帰ってちょっとしたお祝いを楽しむ瞳と雅彦。
雅彦は、❝死ぬまでにやりたいことリスト❞に「瞳の結婚式に出席する!!」と書き足すのだった。

第8話 感想

これまで生きがいにしてきた仕事を遂に引退する日がやってきました。

妻が亡くなった日も、仕事をしていれば悲しみから気がまぎれた。
瞳にも「仕事は絶対やめるなよ」と声を掛けます。

ただ、実演販売士の仕事を生きがいにしてきたからこそ、これから先の張り合いがなくなって一気に病状が悪化…なんてことにならないといいな、と心配してしまいます。

雅彦は一馬と一緒に初めてサシ飲みに行きます。
これまで一馬のことをどこか警戒している風な雅彦でしたが、

「瞳を幸せにしてやってくれ。頼む。」

と深々と頭を下げる様子を見て、親目線でジーンとしてしまいました。

一馬になら娘の未来を託しても良いと認めた瞬間でもあり、旅立つ覚悟ができた瞬間でもある。

やりたいことリストに書かれている項目も残りわずか。

「英語を習得する」という項目の目的がまだ明らかになっておらず、内容が気になります…!



第9話 あらすじと感想

第9話 あらすじ📖

雅彦は、自分の葬式の打ち合わせをするため、葬儀場を訪れていた。
瞳の大学時代の友人・岸(深澤辰哉)が葬式を仕切ることになっている。

遺影は、みんなが笑ってしまうような楽しい写真、パーッと明るい式にしてほしいという。
岸は、娘の瞳に写真を撮ってもらうのはどうか、と提案し後日撮影会が行われることになった。

岸と美奈子(見上愛)、瞳と雅彦の4人での和気あいあいとした撮影会。
とても遺影には使えなさそうなポーズをする雅彦だが、瞳は一瞬も逃すまいと次々とシャッターを切っていくのだった。

年明けに書き始めた、雅彦の❝死ぬまでにやりたいことリスト❞。
残った項目のひとつは、「12歳の時に埋めたタイムカプセルを掘り出す」

しかし、雅彦に外に出て、タイムカプセルを掘るだけの体力は残されていない。
そこで瞳と一馬が代わりに現地へ行くが、そこには工事用のフェンスが並べられていて―…

第9話 感想

雅彦は、瞳の大学時代の友人・岸が働く葬儀場を訪れていました。

「明るい雰囲気の式がいい」
「遺影はみんなが笑っちゃうようなものがいい」
「式のBGMは自分で決める」

「司会は頼むよ!」

とあくまでも❝明るく見送ってほしい❞と岸に頼みます。
困惑しながらも、岸や瞳はその要望を受け入れます。

写真は娘の瞳にとってもらうことにしました。
とても遺影に使うとは思えない愉快な写真もたくさん。
みんなでわいわいと写真を撮る場面は、久しぶりにほっこりとした気持ちになりました。

50年前に埋めたタイムカプセルも、(一馬が捕まっちゃったけど笑)無事に雅彦のもとに届けることができました。

ただ、肺にも転移が見つかり、自宅で倒れてしまう雅彦。
「家に帰りたいよ」という雅彦の気持ちを尊重し、医師に許可を得たうえで帰宅しますが、その胸には心残りがあったようで…

ここ1.2話で急激に体調が悪化している様子が明らかで、見ていて苦しくなりました。
瞳の結婚式だけはなんとか間に合ってほしいですが、どうなるのでしょうか。


第10話 あらすじと感想

第10話 あらすじ📖

瞳(奈緒)が初めてお産を任された妊婦・亜弥がついに出産のときを迎えて助産院にやってくる。
しかし、翌日になってもお産が進まない。
まもなく亜弥の両親も駆けつけ、手を取って励ましの声をかける母親。
一方で、亜弥の結婚にまだ納得いっていない父親は、心配しながらも別室で待つことになった。

その頃、入院中の病院のベッドで、葬式に呼びたい人リストを作る父・雅彦。
訪ねてきた瞳に「家に帰ろうよ」と声をかける。
瞳もまた、父と最期を自宅で過ごしたいと考えていた。

医師の了解を得て自宅にもどった雅彦と瞳だが、実はその心の中には後悔があって…

第10話 感想

瞳に「葬式に呼ぶ人リスト」を手渡した雅彦。
実は、雅彦の後悔とは、「葬式に呼ぶ人=大切な人たちに、生きているうちにありがとうって伝えたかったな…」という、人情深い雅彦らしい理由でした。
父の想いをしった瞳は、結婚式の内容を変更(詳細は最終回。たぶん、雅彦の生前葬式みたいな感じかな?)。

結婚式の前夜、雅彦は瞳に「花嫁の手紙だけは読まないでほしい」と言います。
そこで、その場で用意していた手紙を読むことに。

しかし途中で泣いてしまって読み進めることができません。
すると、雅彦が「瞳」という名前の由来を話し始めました。


「赤ちゃんってさ。
生まれたときずっと目をつぶってるじゃない?
起きてても、泣いてても、笑ってても、ずっと目を閉じてるでしょ?

だけどさ、生まれてきた瞳を見ていたら、急に瞳ね、パって目を開けてくれてさ。
その時びっくりして..
その瞳が綺麗でびっくりしてさ。

まっすぐにじーっとこちらを見て、安心したみたいに目を閉じたんだ。

あの目に、感動しちゃってさ。
だから、人のことをちゃんと瞬きしないで見定めて、
困っている人に寄り添って、手を差し伸べてほしい―…

まっすぐなまま、瞳のまま、その瞳のまま大きくなって欲しい
そんな思いを込めてさ、瞳って名前がついたんだ」

名前の由来はずっと「適当って言っていたじゃん」と涙する瞳。

「それがお父さんとお母さんからの一番最初のプレゼントだね」
「私、お父さんとお母さんの子供に生まれてよかった。ありがとう、お父さん。」

このシーンがまた泣ける…泣
ベタなセリフなんですが、奈緒さんと木梨憲武さんの間の空気が本当の親子のように自然で、あたたかくて、全然違和感がないんですよね。。


次回は結婚式。
ただ、普通の結婚式ではなさそう。

瞳と一馬が考えた、❝父のための結婚式❞とはどんな式なのでしょうか。

次は11話、いよいよ最終回ですね。
放送を楽しみに待ちましょう♪


第11話 あらすじと感想

次回はいよいよ最終回―…


第11話は、2024年3月25日(月)午後10時より放送予定です。

感想は、放送終了後に更新します!
お楽しみに♪

予告編はこちら

まとめ

今回は、

・ドラマ『春になったら』視聴率推移
・第10話は5.5%まで持ち直す
・最新話までのあらすじと感想

についてご紹介しました。

第7話以降、目に見えて体調の悪化が顕著になってきた雅彦。

少しでも長く、愛する家族との時間を過ごせるよう願うばかりです。

新たな情報が分かり次第、随時更新していきますのでお楽しみに♪

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